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第629号 2015年05月07日発行

近江八幡市もんてこい!沖島

近江八幡市対岸から約1.5kmの沖合に浮かぶ琵琶湖最大の島である“沖島”は,淡水湖に浮かぶ島として日本で唯一,人が住む島です。現在約300人の島民のおよそ6割が漁業に従事しており,琵琶湖全体の漁獲水揚げの半分を担っています。

 平成25年7月には離島振興法による離島振興対策実施地域に指定され,これを受けて,「滋賀県離島振興計画」に基づき,様々な沖島の振興に係る取り組みを実施しています。

 現在,平成27年度の事業として,市と島民が協力して「沖島遊覧船事業」や「湖魚弁当PR事業」に取り組んでいます。

 「沖島遊覧船事業」は,沖島の周囲6.8kmを現在活用されていない船を遊覧船として運航することで,多くの方に沖島の魅力を知ってもらうとともに,島民の新たな就業場所の創生を目的としています。この事業では,島民が観光案内を行うことを想定しており,沖島の見どころなどを紹介するためのガイドマップを島民自らが作成しました。このガイドマップを活用し,本格的な遊覧船の運航を平成27年度中に予定しています。

 「湖魚弁当PR事業」は,島の農水産物の普及を目的として,島内でとれる資源を活用した弁当作りに取り組んでいます。この事業の実施に向けてこれまで,近江八幡市内のホテルのシェフを講師として迎え,6回の勉強会を行いました。勉強会を通して,お弁当作りのノウハウに加え,沖島の持つ魅力を島民自身が再認識することができました。平成27年度は,百貨店等との連携を通して販売手法についても検討する予定です。

 これらの事業を通して,沖島の持つ魅力を多くの方に知っていただき,また,訪問していただくことで,沖島の活性化に繋がることを期待しています。

 沖島の島言葉に,「もんてこい」という言葉があります。これは「帰っておいで」という意味です。

 沖島では島に降り立った瞬間から,鳥の声や船の音が響き,初めてきたのにどこか懐かしい,そんな空気を味わうことができるのも沖島の魅力です。沖島を訪れたことがある方もない方も,ぜひもんてきてください!