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第639号 2015年07月08日発行

向日市「歴史まちづくり計画」が認定

「歴史まちづくり法(地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律)」に基づき,国に申請していた「向日市歴史的風致維持向上計画」が,平成27年2月に認定されました。全国で47番目,京都府内では京都市・宇治市に続き3番目の認定になります。
 本市はこれまでから,「『大極殿のあるまち 向日市』として全国に知られたまち」を目標の1つとし,歴史・文化資源の保全活用に努めてきました。平成26年には長岡京遷都1230年を迎え,これを契機にふるさと向日市に対する愛着を深めるため,歴史・文化を活かしたまちづくりの指針として,本計画を策定しました。

 歴史的風致とは,「地域固有の歴史及び伝統を反映した人々の活動と,その活動が行われる歴史的価値の高い建造物及びその周辺の市街地とが一体となって形成してきた良好な市街地の環境」と定義されています。本市には6つの歴史的風致があります。

 6つの歴史的風致
①向日神社:本市の市名の起源でもある向日神社では,現在でも神幸祭や還幸祭などが受け継がれています。
②史跡長岡宮跡:長岡京の政治の中心であった史跡長岡宮跡の大極殿公園では,遺跡を顕彰する大極殿祭が地域住民によって120年以上続いています。
③古代の街道:向日市域を縦断する西国街道には歴史的建造物が多く存在し,現在でも鶏冠井題目踊や花まつりが営まれています。
④用水・ため池と条里制水田:本市の市街化が進む中,古代以来の条理の地割が残る場所も多く,水神祭が行われる等,昔ながらの営みが水田の景観とともに守られています。
⑤竹林とタケノコ栽培:向日丘陵の竹林は,全国に名を知られる美味しいタケノコづくりに取り組む農家によって,明治時代中期から管理されています。
⑥鉄道と住宅開発:新しい鉄道の敷設に伴い昭和初期に造成された西向日住宅地は,住民自らの活動によって,見事な桜並木等,四季を感じる美しい景観を守っています。

 本市はこの計画を指針とし,確かな存在感をもって生きている歴史・文化資源を大切に守り育み,発展させ,70年後に「長岡京1300年」を迎える次世代へ引き継ぎます。 
 本市へお越しの際は,ぜひこれらの歴史的風致をお楽しみください。