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第609号 2014年11月19日発行

向日市向日市文化資料館リフレッシュオープン

 今年で開館30周年を迎えた向日市文化資料館が11月11日,リニューアルオープンしました。

 向日市は,古代の都・長岡京(784-794)の中心である,国家の重要な儀式や政務を執り行う大極殿や朝堂院が置かれていたところです。

 文化資料館は,その宮跡の一角に,遷都1200年を記念して昭和59(1984)年に建設され,市の歴史や文化を発信してきました。

 常設展示室では,長岡京に関する資料を一堂に集め展示しています。各階層の人物像を中心に,それぞれの果たした役割,仕事内容を発掘調査の出土品や復元模型,パネルを使って説明しています。「都づくり」や「庶民のくらしと市」など小テーマを付した7つのコーナーがあります。

 リニューアルでは,常設展示室とホールの照明を美術館などで使用されるLED(発光ダイオード)に切り替えました。収蔵庫は古文書などの劣化を防ぐため,温度・湿度の管理を強化するなどしました。また,入口の自動ドアには朱雀門をデザインしました。


 向日市内の各所には,古代の都に関する史跡が点在しています。現代の皇居や国会議事堂,国の役所にあたる重要な宮殿や施設などが集まっていたのが「長岡宮」です。国の史跡指定を受けた長岡宮跡には,大極殿,同後殿(小安殿),閤門,朝堂院西第四堂,朝堂院南門と回廊,楼閣,内裏内郭築地回廊,築地などの遺構があり,4地区に分かれています。発掘調査によって確認された遺跡を見学できるよう,史跡公園として整備しています。

 さらに,史跡長岡宮跡(4か所)において,スマートフォンやタブレット端末を使い,古代の建物などを復元し,自分の目の前に長岡宮が存在しているかのような体験ができるアプリケーション「AR長岡宮」も配信しています。

 ぜひ,玄関ホール・常設展示室・収蔵庫をリフレッシュした文化資料館や史跡長岡宮跡にお越しいただき,在りし日の長岡京を体感してください。