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第614号 2014年12月24日発行

八幡市男山地域の再生を目指して

八幡市が「市」となる原動力となった男山地域は,本市人口の約3分の1が暮らしています。しかし,UR男山団地も入居開始以来,40年が経過し,緑豊かな住宅地として成熟する一方で,住宅の老朽化,高齢化と人口減少が進んできています。このことは,将来のまちづくりの大きな課題となることから,男山地域の再生への取組に力を入れることとしました。

 まず,平成25年10月25日,山田啓二京都府知事立会いのもと,UR(独立行政法人都市再生機構),関西大学,八幡市の三者が相互に連携協力することを定めた「男山地域まちづくり連携協定」を締結し,様々な世代が住み続けられる団地再生への取組を開始しました。平成25年11月には,URの場所提供により,男山団地中央センターの空き店舗を活用した地域住民の交流拠点「だんだんテラス」を開設しました。運営は関西大学で,八幡市はその後押しです。

 「だんだんテラス」は,学生が常駐し,朝市での地元産野菜の販売,ラジオ体操での健康づくりなど,地域住民と学生とのつながりを深め,希薄化していた地域コミュニティに活気を与えてくれました。また,日々の活動を紹介するだんだん通信も発行し,その取組の輪を広げてくれています。

 平成26年4月には,病気などで保育園等に通えない児童を対象とした病児保育事業を男山地域の病院で実施していただき,また,同年12月,民間団体がUR男山団地の集会所を利用しての子育て支援事業も始めていただきました。さらには,地域内の生徒・児童に学習の機会を拡充するために男山地区スタディサポート事業も開始しています。

 これらの取組に加えて,男山地域における犯罪抑制,非行防止,消費者被害の未然防止など,子ども・高齢者の見守りや防犯・交通安全対策,地域コミュニティの強化に向け,京都府,京都府警などと連携して取組を進めています。また,地域密着型特別養護老人ホームの建設など高齢者福祉にも力を入れているところです。

 「住みたい,住みつづけたい,男山」を合言葉に,人口減少を少しでもなだらかにするためにも,子育て世代を呼び込み,地域で支え合う,元気な地域づくりを進めていきます。