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第622号 2015年03月04日発行

京丹波町子どもに木のぬくもりを感じてもらう「京丹波ぬく森のイス」

京丹波町は,京都府のほぼ中央部にあたる由良川水系上流部に位置し,長老ヶ岳(917m)のほか標高400m~600mの山々に囲まれ,南側の山地は分水嶺の一部を成しています。面積は303.07k㎡,このうち約83%を森林が占める農山村です。

 しかしながら,本町では,森林と親しみ,地域材と触れ合う場所が少なく,町民の皆様が森林や地域材に親しみ触れ合う機会は限られております。そのような暮らしの中では,木と共に暮らす文化は途絶えつつあります。

 本町は,平成26年4月に地域資源活用推進室を設置し,地域資源の活用,エネルギー自給型の地域づくりを実践しています。また,豊かな森林資源に着目し,地域材を利用した木製品の製作や木質化を進めています。
 地域資源の活用に際しては,資源に身近な住民の協力が不可欠であり,森林に対して理解や認知を高めていく必要があります。

 そこで,町内産木材の利用普及と子育て支援の取組として,「赤ちゃんのころから木に囲まれた環境の中で五感を通して木のぬくもりを感じながら過ごし,京丹波町の豊かな自然や文化を大切にする大人に成長してほしい」そんな願いを込めて,「京丹波ぬく森のイス」を製作しました。

 本製作においては,京丹波町の森林の木を使い,森林を愛する人たちの手で愛情を込めて製作し,子どもたちの健やかな成長を願うとともに,木のぬくもりを感じる生活空間の創造と活力ある森林づくりを推進することを目的としています。平成26年4月1日以降に町内で生まれた子どもを対象に贈呈します。

 「京丹波ぬく森のイス」は高さ27センチ,座面25センチ四方。側面には生年月日と名前を焼き入れ,座面は京都府内産のヒノキ材,それ以外は町内産ヒノキの間伐材を使用しており,子どもの姿勢の矯正に適しているため,背もたれのないスツールを選択しました。末永く子どものそばに置いてもらえる木製品として製作しました。