メールニュース

第564号 2013年12月25日発行

野洲市「やすワーク」の取り組み

野洲市では,平成21年度から多重債務者包括支援プロジェクト,平成22年度からはパーソナル・サポート・サービスモデル事業(以下「PS事業」)を実施してきました。(メールニュース第469号で既報)

 PS事業を進める中,平成23年度からはハローワークとの連携により週1回の就職ナビゲーターの派遣を受け,就労相談を実施し,庁内連携の下,就労支援にあたってきました。

 この連携により多くの就職者を生み出し,生活再建の支援ができたことから,就労支援の効果が改めて認識され,より一層のハローワークとの連携が求められてきました。

 そこで,内閣府へのアクション・プラン計画書の提出,平成25年2月の厚生労働省の事業承認を経て,平成25年4月1日からハローワークと市民生活相談課とが一体的に就労支援を行う「野洲生活困窮者等就労相談コーナー」(愛称:「やすワーク」)を野洲市役所内に開設しました。

 「やすワーク」は4月から9月の間は暫定的な運用として,ハローワークから週3回の就職ナビゲーターの派遣を受けて運用してきましたが,10月1日からはハローワークの電算システムの整備も完了し,ハローワークの就職ナビゲーター1名と市民生活相談課の就労支援員1名が常駐する体制で相談業務を行っています。 

 「やすワーク」の対象者は,福祉施策を受けている就職困難者や相談支援を受けている生活困窮者を原則としており,効果的な就職相談を行えるように,福祉に関する事務を所管する課に配置する就労支援員,母子自立支援プログラム策定員,生活面で支援を行う各部署の相談員等の庁内関係課職員と連携(同席)して,就労支援の業務を市役所の総合力によるチーム支援で実施しています。

 「やすワーク」の設置により,相談者は市役所内で相談から紹介状の発行までの一貫した就労相談支援を受けることができるようになりました。この生活支援から就労支援まで途切れないワンストップ支援体制を構築できたことにより,相談者は生活再建へのモチベーションを下げることなく就労活動を継続することができています。

 今年度から実施している生活困窮者自立促進支援モデル事業で,「やすワーク」は生活困窮者に対する非常に有効な支援ツールとして機能しています。