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第567号 2014年02月01日発行

甲賀市ガソリンスタンドの再生を「地域の力」で!

滋賀県甲賀市土山町鮎河(あゆかわ)地区は,甲賀市の中心部より20キロ余り北東に位置し,野洲川の支流である「うぐい川」の源流に近い,大自然と清らかな水に恵まれた地域です。
 集落面積のうち約98%は山林で,冬季には雪の影響を受ける中山間地域であり,人口は490人,世帯数は159戸です。また,60歳以上の人口は30%を超えるなど高齢化が進んでいる地域でもあります。

 これまで鮎河地域には民間のガソリンスタンドが一か所ありましたが,経営難から廃業されることとなったため,地域住民で存続させようと「株式会社あいが」を住民出資により設立し,給油業務を続けてきました。

 過疎化,高齢化が進んでいる本地域には,日用品等を購入する店舗もなく,給油所の事務所内でお菓子やジュース等の販売を行うようになりましたが,そのスペースには限りがあり,地域の皆さんの買い物ニーズに十分対応できない状況でした。
また,鈴鹿山脈の麓に位置し,雪の影響を大きく受けることから,高齢者世帯への灯油の配達が必要不可欠であり,地域唯一の給油所として,持続可能な経営の安定化が大きな課題となっていました。

 このことから,経済産業省の「燃料供給不安地域対策事業」の採択を受け,既存の施設の整備や改修により,住民の憩いの場や,日用品・食料品・農業資材等の販売スペースを確保するとともに,灯油の戸別配送と連携した買物サポートサービスを始め,地域に密着したサービスの展開を計画しています。

 鮎河地域は,4月上旬から下旬にかけて川沿いに咲き誇る桜と鈴鹿の山々とコントラストが絶景です。初夏にはホタルの飛び交う幻想的な景色も見られます。
 また,近隣にある大河原温泉かもしか荘は,昨年7月にリニューアルオープンし,真新しい客室からは野洲川のせせらぎと鈴鹿の山並みが望めます。
是非,「甲賀の奥座敷」にふさわしい最高のおもてなしを多くの皆さんに味わっていただき,「あいがサービスステーション」にもお立ち寄りください。