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第178号 2005年11月09日発行

京都市京都市はみやこユニバーサルデザインを推進しています!

ユニバーサルデザインは,一般的に「すべての人のためのデザイン」と言われ,アメリカのロン・メイス氏によって,「すべての人にとって,できる限り利用可能であるように,製品,建物,環境をデザインすることであり,デザイン変更や特別仕様のデザインが必要なものであってはならない」と定義されている考え方です。この考え方が注目を浴びてきた社会的背景には,少子長寿化社会の到来や国際化の進展,移動や言葉によるコミュニケーションが困難な人の情報伝達手段としての情報技術の活用の広がりなどが挙げられます。

 京都市では,これまでの長い歴史の中ではぐくまれてきた支え合いの精神,芸術,技術等の多様かつ豊富な蓄積に,ユニバーサルデザインを採り入れた社会環境の整備(製品の製造及び情報の伝達その他のサービスの提供を含む)を進め,年齢,性別,国籍,文化,心身の能力といった人々の様々な特性や違いを超えて,誰もが持てる能力を最大限に発揮できる社会の実現を目指して,政令指定都市として初めて,「京都市みやこユニバーサルデザイン推進条例」を制定し,平成17年4月1日から施行しています。

 今年度は,その条例の理念の普及推進を図るため,パンフレットの作成・配布,テレビ・ラジオなどでの放送,京都工芸繊維大学と連携した「キャンパスプラザ京都」での授業開講,各種イベントでの周知ブースの出展,ホームページの充実等を行っています。また,条例の理念を具体的な行動に移すための「指針」を今年度中に策定する予定であり,新たに設置した「京都市みやこユニバーサルデザイン審議会」から御意見を頂くとともに,10月21日から11月7日にかけて,「指針」の中間報告について,パブリックコメントを実施し,現在その集計を行っているところです。

 なお,平成18年10月には,寛仁親王を総裁とする国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)主催の「第2回国際ユニヴァーサルデザイン会議」が京都市内で5日間にわたって開
催されることになりました。京都市としても,「みやこユニバーサルデザイン」の推進のためのまたとない機会と捉えており,京都府,京都商工会議所等と連携し,できる限りの支援・協力
を行う予定です。詳しくは,京都市のHPに掲載しますので,その際には,皆様の御来場を心からお待ちしております。

<京都市みやこユニバーサルデザイントップページ>
http://www.city.kyoto.jp/hokenfukushi/hofukusoumu/ud.html