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第185号 2006年01月11日発行

京田辺市食育について

食に対する姿勢は,本来特に意識することなく生活習慣として身につくものです。しかし,近年,長寿食と言われている伝統的な日本食中心の食生活は変化しつつあり,「好きな物を好きなだけ食べ,足りない分は機能性食品(サプリメント)で補う」という食生活へ移行する傾向が強くなってきています。

 そのため,今の子どもたちが大人になる頃には,生活習慣病の増加により健康寿命が短くなり,医療費の急増等が危惧されます。
このような状況を受けて,平成17年6月に食育を総合的かつ計画的に推進するための食育基本法が成立したところです。

 京田辺市では,食育を「健康な人づくり推進事業」と位置付け,年代に応じた以下の事業を実施しています。これらの事業は,食育基本法の成立を受けて実施したものではなく,従来から保健事業の中で「食」についての取組を関係機関との連携の下,栄養士や食生活改善推進員協議会と共に継続して実施してきたものです。

<妊娠期>
パパママセミナ-(栄養調理編)

<乳幼児期>
離乳食教室
幼稚園との連携による親子お弁当教室
手作りおやつの普及

<学童期>
小学校との連携による親子骨貯金教室・親子料理教室
スポ-ツ少年親子対象の食生活チェック

<成老人期>
生活習慣病予防教室(ヘルスアップセミナー)
保健師・栄養士による個別健康教育(高脂血症・耐糖能異常・高血圧・喫煙)
男性週末クッキング
リハビリ事業としての料理教室
減塩みそ作り
聴覚障害者対象の料理教室…など年度により工夫

<全年齢>
栄養士による訪問栄養指導
地域の催しに野菜の必要量のチェック
ウォ-キング大会に試食提供

なお,事業の実施に当たっては次のことに留意しています。

① 多くの人の「1日に何をどれだけ食べたら良いかわからない」「野菜は1日どれだけ食べたら良いかわからない」などの疑問に応え様々な工夫を凝らす中で,日常生活にすぐ役立てる内容・方法を心掛けています。
② 見た目にも一番分かりやすく,自分のものになりやすいので,調理実習をできるだけ取り入れるようにしています。
③ 家庭における健康管理の要となる主婦を対象としながらも,他に男性や子ども,障害を持つ人たちにも積極的に働きかけを実施しています。
 今後,関係機関や地域組織との更なる連携を図り,事業の拡大・充実を図っていきます。