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第480号 2012年04月18日発行

滋賀県マザーレイクフォーラム設立!

日本一の湖,『琵琶湖』は,400万年におよぶ悠久の歴史を持ち,近畿1,400万人の貴重な水源であるとともに,1,000種以上の動植物が育まれている自然生態系の宝庫であり,周りには固有の文化や景観が形成されています。

 永い歴史の中で,私たちは琵琶湖から多くの恵みを受け,「共生」ともいえる関係を創り上げてきましたが,高度成長時代に入り,便利さを手に入れる一方で,暮らしの中で琵琶湖との距離は広がり,身近な生態系の変化に気付くことが難しくなってきました。

 滋賀県では,2050年度における「活力ある営みの中で琵琶湖と人とが共生する姿」を目指し,かつ,琵琶湖を21世紀における湖沼水質保全モデルとするべく,平成12年に「マザーレイク21計画」を策定し,「琵琶湖流域生態系の保全・再生」と「暮らしと湖の関わりの再生」を2本柱として取組を進めています。

 平成24年3月25日,県民やNPO,農林水産業従事者,事業者,専門家,自治体などの多様な主体は,「琵琶湖」への「思い」でつながりながら,お互いを理解し,課題を話し合う中で,生態系の保全や,周辺に住む人々の暮らしと湖の関わりの再生に向け,情報共有し,行動を共にしていくプラットフォームとして,「マザーレイクフォーラム」を設立しました。
 「マザーレイクフォーラム」は平成23年度から平成32年度までを第2期とする「マザーレイク21計画」の進行管理をみんなで行っていく場でもあり,ここでまとめられた意見や提案は,県の施策にも反映されます。

 今回のフォーラムでは,まず,京都造形芸術大学の山崎亮教授から,住民がまちづくりに参加するデザイン(コミュニティ・デザイン)を工夫し,お互いの考え方の違いを認め合いながら取り組みを進め,地域を活性化させた島根県の事例が紹介されたほか,午後からの円卓会議では,「ふなずしは生き残れるか?」をテーマに,参加者による活発な議論が行われ,「琵琶湖へ関心を持つ仕組みや場づくり」,「ヨシ帯・内湖・水田の物理的なつながりの復元」,「自らつくるオリジナルふなずし」など,5つの必要な取組が提案されました。 

 マザーレイク21計画はこちら
 http://www.pref.shiga.jp/biwako/ml21/ml21keikaku.html