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第504号 2012年10月10日発行

近江八幡市防災機能を備えたコミュニティセンター

金田コミュニティセンター全景 金田コミュニティセンター全景

近江八幡市においては,防災・減災の取組の中で,防災機能を備えた地域のコミュニティセンターの整備を進めています。大規模災害の発生時には,地区内人口の約1割の住民が各地域のコミュニティセンターに避難すると想定しており,これまでの大災害発生時の教訓から,被災地域への救援が届くまでに要する約3日間の避難生活ができる機能の整備が必要と考えています。

 このような中で,今年3月末に移転新築しました金田コミュニティセンターを例に挙げ,ご紹介します。

 金田コミュニティセンターは,隣接する小学校の新築工事と一体に整備し,防災拠点施設としての機能もこの小学校と連携したものとしています。このセンターが所管する金田学区においては,約1500人の住民が小学校およびこのセンターに避難することを想定しています。人が生活する上で最も必要な水の確保のため,地下水(井戸水)を汲み上げ,飲料水に精製する井水プラントを整備しました。この飲料水は,平常時では小学校,センターの水道蛇口等で使用しますが,非常時には井水プラントの蛇口から直接使用できます。また,非常用発電機の設置により,必要最小限の電気を小学校,センターに送ることができます。さらに,大地震の発生時には,下水道の寸断被害があった場合の避難所から排出される下水を流す手段の喪失も想定し,敷地内の地下には,一時的に下水を約90トンまで貯めておくことができる排水貯留槽を設置しています。