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第505号 2012年10月18日発行

東近江市東近江市が目指す地域包括ケア

三方よし研究会 三方よし研究会

介護保険推進全国サミット 介護保険推進全国サミット

高齢化の進む日本。住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らしていくためには,医療福祉・介護などすべてのサービスや支援を切れ目なく受けることができる「地域包括ケアシステム」を構築していくことが必要不可欠です。

 東近江圏域(東近江市と隣接する1市2町)では,脳卒中をきっかけとして,入院から在宅復帰まで切れ目のない医療サービスが提供できるようにと,平成19年に東近江地域医療連携ネットワーク研究会「三方よし研究会」が立ち上がりました。モットーは,近江商人の家訓「売り手よし,買い手よし,世間よし」の三方よしの精神に習った「患者よし,病院よし,地域よし」です。常に患者中心の適切な医療を提供する顔の見える体制づくりを確保しようと,毎月1回開催される研究会には,医療や介護関係者,市民,患者家族や行政等,多職種が参加されます。今では,住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らせるまちづくりや在宅看取りについても話し合いをされています。この取組みこそが「地域包括ケア」そのものだと考えられます。

 10月4日・5日に東近江市で開催した「第13回介護保険推進全国サミットinひがしおうみ」でも「地域包括ケア」と「看取り」をテーマに取り上げ,出演者の方々から先進的な取組みが発表されました。特にこの中で,「三方よし研究会」の実践者とそれを取材されてきた写真家の感動的な取組みが会場のみなさんに深い示唆を提供できました。

 このサミットをきっかけとして,東近江市では地域のコミュニティ機能を活かし,地域で支え,地域で最期まで暮らすことができる取組みを,より一層広げ,さらなる地域包括ケアシステムの構築に取り組んでいきます。