メールニュース

第511号 2012年11月28日発行

滋賀県滋賀県産農畜水産物のトップセールス,プロモーションを香港で実施

去る11月1日,2日にかけ,香港において,滋賀県産の農畜水産物の海外輸出のトップセールス,プロモーションを行いました。
国内市場での消費拡大が縮小する中,東アジアを中心とする地域では日本食が注目されており,新興国を中心に,富裕層の増加により消費が拡大し,魅力的な市場が形成されつつあります。

 そこで,滋賀県では,日本の農林水産物・食品の最大輸出先である香港で,県産農畜水産物の魅力を発信し,販路開拓に取り組みました。
取組にあたっては,7月に農業,畜産,水産の関係団体による滋賀県農畜水産物輸出促進実行委員会を設立し,今回,県内の事業者14社を含め,50名近くが参加しました。

 1日目は,在香港日本国総領事館,香港政府の商務経済発展局,日本政府の観光局,ジェトロ(日本貿易振興機構)などでPR,意見交換,表敬訪問を行うとともに,事業者の皆さんが,現地のバイヤーとの商談会に臨みました。
 この中で,香港政府のアンドリュー・ウォン常任秘書長からは,日本の食品の品質の高さに信頼を置いていること,今,香港人は,訪れる国の特徴が体験できる旅を求めており,「食」と「体験」がキーワードとなっているとのお話がありました。

 また,関係者が一堂に会するレセプションでは,知事から県産農畜水産物の魅力を紹介するとともに,参加者のみなさんには,近江牛のしゃぶしゃぶ,近江牛と近江米を使った炙り寿司,一口おにぎり,小鮎の天ぷらと佃煮,近江のお茶,近江のお酒などをご賞味いただくなど,滋賀県からの参加者全員で滋賀県のおいしい食材や商品のすばらしさをアピールしました。

 2日目はイオンストアや旅行会社で話をお聞きしたのち,百貨店でテスト販売などを行いました。
 イオンストアーズ香港の鈴木副社長からは,県単独ではなく,関西広域連合で動いた方がインパクトがあること,香港の人たちの“普段使い”のものをいかに提供できるかがポイントなることなどを,訪日旅行の取扱いが香港最大手のEGLツアーズの袁社長からは,香港ではレンタカーでの周遊が人気であり,琵琶湖一周の旅は売りになるなどのアドバイスをいただきました。

 今回のプロモーションを通して,改めて,滋賀県産農畜水産物の美しさやおいしさ,安全性,つまり「Looks Good! Tastes Good! and Safety」が大きな売りになることがわかりました。
 また,食料を100%輸入に頼る香港では,子ども達も生産の現場を知らないことから,琵琶湖に代表される自然環境や,歴史的な寺社仏閣だけでなく,例えば,近江牛がどんな所で育っているのか,お米がどのようにしてできているのかなど,生産現場を訪問していただく「農業体験」が観光資源としての価値を持つというヒントも得られました。