メールニュース

第522号 2013年02月20日発行

井手町「井手町さくらまつり」について

本年は,昭和28年8月15日の南山城水害から60年を迎えます。井手町では,玉川堤とその源流部である大正池が決壊し,壊滅的な被害を受けました。しかし現在では,大正池は満水面積約4ha,23万tの水をたたえる京都府内最大級の農業用ため池で,平成22年3月には農林水産省の「ため池百選」に選ばれ,自然豊かな環境でのレクリエーションの拠点となっています。また,玉川は平成20年6月に環境省の「平成の名水百選」に選ばれました。その玉川提には約1.5kmにわたっておよそ500本のソメイヨシノが植えられ,春には桜のトンネルをつくり,桜のあとは,ヤマブキが堤を黄金色に染めます。さらに近年初夏にはホタルが姿を現し,人々の心にやすらぎと活動の息吹をあたえてくれています。

 この玉川堤を会場に,毎年4月上旬には,「井手町さくらまつり」が開催されます。「井手町さくらまつり」は町内各種団体で組織する井手町さくらまつり実行委員会により開催され,本年で22回目を数えます。期間中は,商工会女性部が町内の特産品などを詰め込んだ「井手の味わい弁当」や「巻き寿司」,「鯖寿司」などの模擬店を開くほか,地元農家の朝市,井堤保勝会による休憩所なども設けられます。毎年,グループや家族連れなどたくさんの方にお越しいただき賑わいます。また,夜間にはちょうちんによるライトアップも行われ,夜の玉川に色鮮やかな桜の花が浮かび上がります。

 さらに,玉川堤上流部から山背古道を少し北へ向かうと,江戸時代から伝わる樹齢約280年のしだれ桜のある地蔵禅院があります。このしだれ桜の木の下に咲く菜の花と桜の競演,また高台から望む桜越しの景色は絶景です。

 春になれば,ぜひ,井手町の桜見物にお越しください。