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第525号 2013年03月13日発行

精華町町立図書館に「門脇文庫(仮称)」を創設

精華町では,平成24年11月,歴史学者の故門脇 禎二(かどわき ていじ)氏のご遺族より約1万点もの資料を寄贈いただきました。

 京都府立大学長や京都橘女子大学長を務められた同氏は,10年以上の間,精華町史編纂作業の監修に携わられたほか,けいはんな学研都市誕生以前の姿を記録した「けいはんな風土記」の執筆や講演会での講師などでもご活躍されました。多くの機会を通じ,本町の住民や職員と交流を深められ,生涯学習の発展に大きく貢献された方です。

 寄贈された資料の中には,本人が執筆された著書のほか,歴史や考古学関係の図書,遺跡の発掘調査報告書,古代史・考古学関係の論文集,写真集など資料的価値の高いものが多く含まれています。

 多くの資料を丁寧に整理しながら,少しずつではありますが,平成25年度内に町立図書館内において,それら資料を公開する「門脇文庫(仮称)」コーナーの設置を予定しています。

 精華町立図書館は,図書161,181冊,雑誌207タイトル,CD・DVDなどの視聴覚資料5,088点を所蔵し,住民一人あたりの貸出点数が12.2点(全国平均5.64点)と,府内でも特に利用が多い図書館です(いずれも平成23年度統計より)。

 館内は天井が高く広々とした造りで,あたたかみのある木製の家具が並び,イスや机も多く,ゆっくりと読書や調べものができます。児童書コーナーには「バーバパパ」の机や棚があり,親子での利用も盛んです。平成20年には「子どもの読書環境整備5か年計画(第二次)」を策定し,これに基づき,町内各機関と連携して子どもの読書サービスの充実に努めています。また,郷土資料や障害者サービスの充実にも力を注いでいます。

 「門脇文庫(仮称)」コーナーの設置を機に,ますます図書館が生涯学習・文化活動を支える拠点となればと考えています。