メールニュース

第433号 2011年05月11日発行

大津市「大津市「結の湖都」協働のまちづくり推進条例」スタート!!

大津市では,「大津市総合計画基本構想」の中で将来都市像を「人を結び,時を結び,自然と結ばれる 結(ゆい)の湖都 大津市」と定め,「市民・市民団体,事業者及び市」の三者協働のまちづくりに取り組んでいます。
 このたび,平成23年4月に,「結(ゆい)の湖都 大津」の実現を目指して,『大津市「結の湖都」協働のまちづくり推進条例』を施行しました。
 この条例は,人と人とのつながりや助け合いに基づく,三者協働のまちづくりを推進するための基本的な考え方を定めたものです。

【大津市の特色】
 大津では,豊かな自然の恵みを享受しながら,人々が暮らし,まちを発展させてきました。人々は,そうした営みを地域社会の助け合いの仕組み「結(ゆい)」などにより,守ってきました。
 「結(ゆい)」とは,わが国の農村で広く行われていた労働力の相互支援の慣習を示す言葉で,通常,金銭などのやりとりを伴わず,互助の精神で営まれる,地域社会を支える大切な仕組みのことです。

【条例制定までの取組み】
 条例制定にあたり,市民・市民団体,事業者及び市の三者で構成される16名の「大津市協働のルール策定委員会」において,平成21年7月から19回の全体会議と3回のワーキング等により,長い歴史と多様な顔を持つ大津市の特徴をふまえ,様々な立場の方が熟議を重ねました。
 委員会では,「みんなのため」の公共サービスを「みんなで支える」ためには,大津が歴史的に育んできた「結(ゆい)」の仕組みを現代に甦らせ,三者が対等な関係のもとで共通の目的を持ち,まちづくりを行うことが必要であるとの議論が深められました。

【大津市ならではの条例】
 条例では,歴史から学ぶ「結(ゆい)」の考え方を現代のまちづくりに生かすことや,事業者が「地域経済の発展や雇用の確保を通じた地域社会の活性化」の役割を担うこと,さらには「協働によるまちづくりの推進のための資金」のあり方にしっかりと言及するなど,大津市独特の条項が設けられました。
 大津市では,協働によるまちづくりを進めることで,人と人とのつながりを深め,誰もが愛着と誇りを持って,住み続けたくなる大津を築くことを目指しています。
この条例を実効性のあるものとするために,「大津市協働推進計画」の策定や「協働を進める三者委員会」の設置,協働ハンドブックの作成などを進めるとともに,今後も時代に合った条例としていくために定期的に見直し,育てていく条例として活用していきます。