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第474号 2012年03月07日発行

東近江市 ~農地を生かし食の自給を目指す~東近江市フードシステム協議会

平成23年10月,市内の4つの農業協同組合,道の駅あいとうマーガレットステーションを運営管理する財団法人愛の田園振興公社,ヤンマーアグリイノベーション株式会社,東近江市が連携してフードシステム協議会が設立されました。この協議会では市内産農作物の生産から流通・販売まで安定したシステム(持続可能なフードシステム)づくりを目指しており,平成23年度緑の分権改革実証調査事業(総務省)の委託を受け,下記の取り組みを行いました。

① 加工業務用野菜の栽培実証調査
加工業務用を想定して,冬野菜(キャベツ,ホウレンソウ,ニンジン)の低コスト栽培を行いました。また,播種,移植,収穫を機械化することでのその効果を検討しました

② 生産者・消費者のマーケティング調査
学校給食や民間企業へ地場産野菜の導入に関してのヒアリング調査,集落営農組織や農業法人へ野菜栽培についてのヒアリング調査を行い,生産の意向や地場産野菜の導入に際しての課題等を整理しました。

③ 学校給食への実証調査
地場産野菜を給食センターへ配送する仕組みづくりと実証調査,学校給食関係者へのヒアリング調査,ワークショップの開催,一次加工等の可能性調査を行いました。

④ 地域資源を活用した堆肥化の実証調査
木材チップとキノコの人工栽培から出る廃菌床の堆肥化を検討し,肥料成分分析やコストを含めた課題等を整理しました。

⑤ 次世代農業リーダー育成プログラムの開発
経営できる営農組織のリーダーを育成するために,生産,経営技術等の研修プログラムを開発しました。

 東近江市フードシステム協議会の取り組みは始まったばかりです。昨年度の調査結果を活かし,平成24年度以降も引き続き関係団体が連携し,流通から販売まで安定したシステム(持続可能なフードシステム)づくりを目指して取り組みを進めます。