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第420号 2011年01月26日発行

長岡京市~大学との更なる連携のために~「長岡京市・京都府立大学連携協力包括協定」

協定書の調印式(長岡京市役所) 協定書の調印式(長岡京市役所)

環境教育の出前授業(長岡第九小学校) 環境教育の出前授業(長岡第九小学校)

記念シンポジウムのパネルディスカッション(長岡京市立図書館) 記念シンポジウムのパネルディスカッション(長岡京市立図書館)

1.京都府立大学との包括協定
 長岡京市と京都府立大学は,これまでも多方面の事業の中で連携協力を進めてきたところですが,まちづくり,文化・教育,産業等の分野でさらに連携協力し,地域社会の発展と人材の育成を図ることを目的に,平成22年3月12日,連携協力包括協定を締結しました。

2.このような事業で連携しています
 長岡京市と京都府立大学は,連携協力包括協定に基づき,以下のような事業で連携しています。

≪PFI手法による学校空調機設置と環境教育≫
 長岡京市では近年の猛暑対策として小中学校の普通教室等の冷房化を図り,全国でも先進的にPFI手法により空調機を導入しました。平成19年度に京都府立大学の協力でPFI事業者の選定を行い,平成20年8月に市内全小中学校への空調機導入を完了し,今年度の猛暑にも大きな効果を発揮しました。
 これに引き続き,空調機導入による教育環境の改善・学習意欲向上の効果や,これを契機とした環境教育の充実の研究を大学と共同で行い,大学生が小学生に対して環境教育の出前授業を行ったり,小学生が自らみどりのカーテンの効果を測定するなど,多様な取り組みを行っています。(この事例は京都府の「知のデータベース」でも紹介されています。)

≪京野菜栽培における竹炭の効果の検証≫
 長岡京市をはじめ,乙訓地域は全国的に有名な京たけのこの産地です。しかし,近年,竹林の手入れが行き届かず,生命力の強い竹が森林を浸食していく問題も起こっています。
 このような放置竹林問題には,竹の利活用の促進で竹の需要を生み出すことが一つのカギになると考え,京都府立大学と長岡京市を含む乙訓市町会が連携して,共同研究に取り組んでいます。
 研究により,竹をチップ化した「竹炭」を使って京野菜を生成すると発育が良くなることが明らかになりつつあります。

≪その他≫
 これ以外にも京都府立大学との連携事業として,大学教員による市の審議会や講演会へ参画や,個別案件についてのアドバイスなどがあり,多様な形態で大学の持つ知恵を借りています。
また,市が大学からインターンシップ生を受け入れるなど,大学の人材育成にも協力しています。

3.記念シンポジウムの開催
 平成22年11月28日には,長岡京市第3次総合計画第3期基本計画(平成23~27年度)の策定にあたり,京都府立大学との共催により,「長岡京市・京都府立大学連携協力包括協定締結記念事業 長岡京市総合計画シンポジウム」を開催しました。
 長岡京市長,京都府立大学長,長岡京市総合計画審議会会長の挨拶の後,官学記念講演,基調講演,パネルディスカッションにおいて,各分野における長岡京市の取り組みの意見交換が行われました。
 行政,市民,大学が,それぞれの視点から長岡京市の今後を考える議論が行われ,市政全般に関する包括協定の記念事業として,ふさわしいものとなりました。