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第427号 2011年03月23日発行

宇治田原町大規模集団茶園「宇治田原 宗円の郷」の造成工事が完成しました

宇治田原町は,江戸時代中期に永谷宗円翁が緑茶製法を発明したことから「日本緑茶発祥の地」とされ,お茶の栽培に適した豊かな風土に恵まれ,高級茶である宇治茶の産地として発展してきました。

 しかし代々引き継がれてきた茶園は,山なり開墾で作業労力が多いため,茶園生産面積が年々減少しています。また,府内産荒茶生産の拡大が急務となっているなか,乗用機械の導入による茶業経営の近代化や,コスト削減が大きな課題となっています。

 町では,京都府特産の宇治茶ブランドを守り地場産業発展と後継者育成を目指すため,茶業の振興と「お茶の里」を実感できるモデル茶園として集団茶園整備事業を実施し,平成18年度に着工した造成工事は,平成21年度にすべての工事が完成しました。

□ 造成内容
(1)西ノ山工区 ・・・施工地区面積 19.4ha(うち畑地面積 15.1ha)
(2)上湯川田工区・・・施工地区面積  1.6ha(うち畑地面積  1.3ha)
(3)西谷工区  ・・・施工地区面積  1.7ha(うち畑地面積  1.5ha)
(4)里工区   ・・・施工地区面積  0.6ha(うち畑地面積  0.6ha)

 西ノ山工区は「宇治田原 宗円の郷」と命名され,平成22年3月20日(土)に茶業関係者約130人に出席いただき竣工記念式典や見学会が開催されました。

 今後は,入植者11人で組織した農事組合法人「日本緑茶 宇治田原」が乗用機械の導入や早生種の採用など,組織経営により効率的な茶業経営に取り組みます。

 なお,本格的に収穫が始まる平成29年度までに防霜ファンや茶工場の建設を見込んでいます。