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第346号 2009年06月24日発行

近江八幡市近江八幡空き町家バンク設置支援事業

国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている近江八幡市の伝統的な町並みに残る空き町家を保存・活用するため,町家の賃貸・売買情報を登録・発信する「空き町家バンク」を7月1日から平成24年3月31日まで設置します。これは,旧市街地におけるまちの空洞化に歯止めをかけるため,移住者の受け入れを促進し定住志向を高めながら,あわせて職人の技術伝承の場として地域産業の育成やまちの活性化を図るものです。

 そして,空き町家活用事業所をネットワークで結び,それぞれがアンテナショップとなることで,相乗的な事業展開を支援し,各事業所をめぐる町並み散策ツアーや町家宿泊体験などを企画運営することで,観光産業の振興にもつなげたいとしています。

 加えて,空き町家の診断調査を,地元工業高校の生徒の協力を得て実施し,学生のキャリア教育を推進するとともに,将来的に地元雇用に結び付けていくことを目的としています。

 事業では,バンクの運営ならびに関連事業の自主的な運営を促進するため,初年度から3年間に限り,事業に要する人件費などの支援を行います。事業運営は,地元の商工会議所を実施主体として,町家の現地調査やデータベースを管理します。また,地元NPOによる町家保全のセミナーの開催などを行い,町家の所有者や周辺住民に保全の必要性の啓発や,町家活用相談会を行い,相談者の事情や要望に合わせた利活用の方法などを提案し,有効活用を推進します。