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第364号 2009年11月13日発行

井手町「芸事のまち 井手町」のまちづくり -井手町まちづくり協議会の取り組み-

井手町は,万葉の昔より歌に詠まれた歴史ある町で,奈良時代にこの地に井堤寺を建立した左大臣橘諸兄やその井堤寺で晩年を過ごしたとされる平安の女流歌人小野小町,また江戸時代後期の漢方医中神琴渓が晩年を過ごされました。

 町内のまちづくり団体11団体で構成する「井手町まちづくり協議会」は,毎年これらの歴史上の人物をテーマにした取り組みを行っています。

 昨年度は漢方医中神琴渓にちなんで,「健康・長寿の里」をPRすることで町の魅力を発信しようと「薬膳料理教室」や「薬膳まつり」を開催しました。

 今年度は,「薬膳」に加え,新たに「女芸上達の神 左馬」をテーマにイベントを開催します。

 左馬といえば,将棋の駒としての左馬が知られていますが,井手町の駒岩(左馬)は重さ数百トンもあり,岩の表面約1m四方に左向きの馬の絵が刻まれています。井手町内にある玉津岡神社の社記によると,この駒岩は「玉川水源龍王祠側大岩彫刻駒形の絵」と平安末期の年号とともに記されています。

 本来は,雨を願い玉川の水を治めるために絵馬としての駒岩であったものが,いつの頃からか「女芸上達の神」となり,裁縫や生け花,茶道,舞踏などを志す人々の守り神として信仰されるようになりました。

 来春には,「女芸上達の神 左馬」の魅力を伝えるため,裁縫や生け花,茶道,舞踏などを取り入れたイベント(左馬まつり)を開催予定です。また,昨年度からの「薬膳の里」事業についても継続し,11月21日(土)に秋の薬膳料理教室を開催します。この2つのテーマを同時にPRすることで,健康への意識向上と「芸事の里」として趣味や生きがいづくりを促し,高齢化社会の場においても活気のあるまちづくりを目指そうと考えています。

薬膳料理教室や左馬まつりについてのお問い合わせは
   井手町まちづくり協議会事務局(井手町企画財政課内)
   TEL 0774-82-6162