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第376号 2010年03月03日発行

野洲市予算編成に市民の声

野洲市は,編成途中の2010年度当初予算案(政策調整部査定後の一次内示の段階)を説明する市民懇談会を2月の4,5日の2日間「コミセンやす,なかさと」にて行いました。
 予算の最終案を固める前に市長らが公開の場で市民の意見を直接聞いた上で予算に反映し議会に示す仕組みで,ホームページで公開している市町村はあるものの直接市長が市民の質問に応じるのは全国でも珍しいとのことです。
 従来は3月の定例市議会で当初予算が可決された後,市広報等で結果を知らせているだけでしたが,情報公開をより進め,「行政の思いと,サービスを受ける市民の希望とのギャップを埋める」ことを目的として実施しました。

 冒頭企画財政課長からこれまでの決算状況と2010年度予算案についての説明があった後,市民との質疑応答に入りました。
 参加者は1日目で約60人,2日目で約40人の参加があり,初年度としては市民の関心の高さがうかがえました。
 また市民からの質問内容では,現在野洲市が置かれている厳しい財政状況についての質問が多く出され,第二の夕張市にはならないのか,財政破たんしないのかなどの厳しい声がある一方,「このような市民に対しての説明会は大変ありがたく勉強になる。今までどの様に予算が出来るか解らなかったが自身気になるようになった。市民ももっと興味を持つべきだしこれからも続けてほしい」というような声もありました。
 近年,経済情勢の悪化のため税の大幅な落ち込みにより逼迫した財政に陥っている当市では,現在集中改革プランを作成し1年10億円(2年で20億円)の削減をかかげ取組を実施ししている中での市民懇談会でしたので,市民にとっては大変気になる予算であったものかと思われます。
 公共団体の財政用語には市民にとって聞きなれない言葉が多く含まれており,なるべくわかりやすい説明となるよう努めたつもりですが,今後さらに市の財政が身近に感じられるよう工夫し,情報公開に努めていきたいと考えています。