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第378号 2010年03月17日発行

近江八幡市夢と希望が広がる合併

「平成の大合併」により平成22年3月21日に近江八幡市と安土町が合併をし,新「近江八幡市」が誕生することになりました。

 近江八幡市と安土町は,滋賀県のほぼ中央に位置し,歴史的に非常に繋がりのある“まち”であり,織田信長が築城した安土城の廃城後に,その旧安土城下町の大半が,豊臣秀次の八幡山城下に移されたことから,まちの成り立ちとしては,母家と新家の関係でもあります。

 互いの市町は,昭和29年の「昭和の大合併」を得て,それぞれのまちの姿を形成して来ましたが,56年という年月を経過した後に,1つの“まち”となった訳であります。

 合併の必要性として,広域的なまちづくりの推進や地方分権の対応,新たな行政課題への対応などはありますが,元々行政区域を越えた日常生活圏が形成され,行政面でも常備消防や休日急患診療,観光など広域的な取り組みがなされておりました。

 また,歴史的エピソードとして,安土城天守閣の豪華絢爛な赤色は,織田信長が好んだ色と言われ,その色は,近江八幡市の左義長まつりや赤こんにゃくに反映されているとも言われております。また全国より多数の観光客を迎える水郷めぐりにおいても,織田信長の船遊びが発祥との言い伝えもあることから,これらの歴史的な結びつきと共に,これからの長期展望を見据えた中では,両市町の合併は非常に合理的であり「来たるべくして,来た」といった感があります。

 安土町は,言うまでもなく,織田信長・安土という全国で通用するブランド力がありますし,近江八幡市でも八幡堀を始め,重要文化的景観など地域資源は豊富にあります。

 地方分権・地域主権の時代において,各自治体が様々な地域活性化の取り組みをされておりますが,合併を契機として新「近江八幡市」もアイデアを駆使し,新しい変化を生み,その変化を定着させていきながら,子や孫の時代まで夢と希望が広がるまちづくりを目指していきたいと考えております。