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第380号 2010年03月31日発行

日野町原産日野町の「日野菜」その振興策は~日野菜漬以外の利用方法は~

フレンチの添えとして フレンチの添えとして

「日野菜」は,その名が示すとおり滋賀県日野町を発祥地とするカブの一種です。

 約500年前,室町時代日野の領主が日野菜を発見し,時の天皇に献上され「さくら漬」の名を頂いた歴史ゆかしい伝統野菜です。

 現在は,他地域のハウス栽培に押され県内シェアはわずか6%にまで落ち込みかつての大産地の面影はあまり残っていません。

 そこで,H18年度より商工会・JA・町が「日野菜再生プロジェクト」を展開。「日野菜会席」「日野菜パン」「日野菜茶づけ」「ドレッシング」「マリネ」などの新商品開発や日野菜栽培者の掘り起こしを行い13名から27名に拡大,日野菜の出荷量も拡大しました。

 さらに,大津プリンスホテル総料理長から「ミニ日野菜をフランス料理に!」と提案いただき,シェフ対象の試食会や京都・東京等への訪問・展示会への出店などの営業活動を展開しました。その結果,ホテルグランヴィア京都(JA京都駅内)や超高級フレンチのアピシウス(有楽町)をはじめ県内外17店舗に日野菜を出荷するようになりました。また,この活動は,大きくマスコミにも取り上げられ(NHK「試してガッテン」「趣味の園芸」はじめ25回報道/H21年度),原産日野の日野菜の名声を広めることができました。

 今後は,紅白の色を活かしてホテル等の婚礼料理への参入や「日野菜キムチ」など「さくら漬」以外の調理方法を検討し日野菜の需要拡大を目指します。