メールニュース

第218号 2006年09月27日発行

亀岡市保津川開削400周年記念事業

≪ 今までの取組 ≫
 1606年(慶弔11年),角倉了以によって保津川が開削されてから今年で400年になります。この開削は一種の「物流革命」とも言えるもので,これによって丹波・亀岡と京の都の間に大量の物資輸送が可能になり,私たちのまち「亀岡」を飛躍的に発展させてきました。
 この記念すべき年に,私たちは角倉了以の偉業を顕彰し,保津川の歴史や文化を学ぶとともに,「母なる川,保津川」について考える機会とするための多様な記念事業を展開するため「保津川開削400周年記念事業実行委員会」を立ち上げ,さまざまなイベントに取り組んでいます。
 イベントは,7月12日角倉了以の命日にあわせた「メモリアルイベント」を皮切りに,保津川への感謝と豊かな環境を考える「保津川クリーン作戦」を実施しました。いずれも多くの人の参加で,400周年の意義を感じていただけるイベントとなりました。

≪ 今後の予定 ≫
 今後の予定は,10月に「南郷お堀復活再生プロジェクト2006」として,保津川の支流でもあり,2010年には天守閣完成400年を迎える亀山城のお堀でもある南郷池と公園の清掃及びイベントを開催します。また,同じく10月に,保津川流域に新たな「花のスポット」を創造し,多くの皆さんに楽しんでいただけるよう,花の植栽事業を実施します。
 11月3日には,亀岡市内に現存する木造舟を集合させ,現在は作られなくなってしまった木造舟の技術の伝承と,現在でも水防用として活用されている木造舟の姿を紹介します。同時に,未来を担う子どもたちに楽しく「保津川」について学んでもらう機会とするため「目指せ保津川世界遺産!子どもシンポジウム2006」を開催します。
 そして,実行委員会の思いを100年後にも伝えることができるよう,現在「角倉了以像(木像)」の制作を進めています。角倉了以像としては京都嵐山の千光寺にある像が有名ですが,今回制作する木像は,開削から400年が経ち,発展した亀岡を見つめ,未来への希望をつなぐ角倉了以像としたいと考えています。この木像は11月3日に披露し,その後亀岡市文化資料館に収蔵され,広く皆さんに公開します。
 今回のイベントが,今年だけのものにとどまらず,保津川や亀岡の自然を考えるきっかけとなり,単年度のイベントではなく広く地域に根ざす取組になるよう願っています。

http://www.kyoto-kameoka-kankou.jp/hodugawa400/