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第287号 2008年03月26日発行

安土町安土町まちづくり協議会の取組について

安土町では,住民と行政の協働を目的に,『安土町まちづくり協議会』が平成18年6月に設立され,およそ2年間の議論を重ねこのほど3月25日に安土町長に提言書が手渡されました。このまちづくり協議会(通称「まち協」)は,安土の将来について少子高齢化や市町合併など行政を取り巻く環境が変化しつつある中,行政の手が行き届かない部分を補うように住民の意識を高めると同時に,地域の活性化を目指しています。まち協には,一般公募も含め,各種団体からの参加者など全員で22名の委員がいます。また,より具体的・専門的な内容を協議していただくため,部門別に「すみよい部会」・「すこやか部会」・「すくすく部会」の3つの部会に分かれ,それぞれ役場の担当課長も参加して議論し活動してきました。このまち協では,議論するだけでなく,自分たち委員も提言実現のために「実践」をすることを決めています。

 すみよい部会では,主に環境について検討し,脱化石燃料の新しいエネルギーを開発するため,安土城跡のある観光スポットの安土山のふもとに菜の花を植えて,春色の景観づくりと菜の花を媒介にバイオ燃料をはじめとして,循環型社会に向けての取り組みを行おうとするものです。実際に昨年11月に菜の花の苗の植え付けをして,今年5月初旬には開花する見込みです。

 すこやか部会では,主に福祉について協議しています。ここでの議論では,気軽に集まって子育ての悩みを話したり,若者が集まってくるようなコミュニティカフェを設置することを考えています。また,町内各種団体が連携してまちや地域の課題を解決するような場とし,コミュニティセンターの設立の構想も考えています。

 すくすく部会では,主に観光について議論しています。安土町は観光のまちとして有名で,よく歴史ウォークで町外から観光客が来られますが,町内の道の名前がない上,観光施設までのルートがわからないということで,道に名称を付け道標・道看板を立てたらどうかという議論をしています。また,歴史のまちにふさわしい,自然環境と歴史景観を残そうという思いから,景観条例を策定してはどうかという話が提案されています。

 このような2年間の議論の集大成として今回の提言がなされましたが,今後も引き続き実践活動を通じ試行錯誤しながら,安土のため住民と行政が協働して活動していきます。