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第742号 2017年07月26日発行

宇治田原町伝統を新たな形で…日本遺産湯屋谷地区でやんたん灯りまつりが開催

灯籠の作成風景 灯籠の作成風景

やんたん灯りまつりの様子 やんたん灯りまつりの様子

 日本遺産「日本茶800年の歴史散歩~京都・山城」の構成要素として認定されている湯屋谷地区で,8月20日(日)に「やんたん灯りまつり」が開催されます。

 宇治田原町湯屋谷地区は,1738年に永谷宗円翁が日本緑茶の製法を編み出して以降,お茶どころとして大きく発展し,地区を構成する4つの谷筋には茶問屋や茶農家が軒を連ねるようになりました。

 そんな湯屋谷地区では,江戸時代から,各谷の住人が,地域で採れた野菜をその年の干支に模(かたど)り,灯籠に飾り付けて地域の寺(長福寺)に奉納し,灯籠を横に寺の境内にて盆踊りを踊る行事が,伝統的に続いています。

 さらに,平成27年に湯屋谷地区住民のワークショップによって策定された「やんたん未来プラン」を皮切りに,町おこしの流れが加速し,平成28年からこの伝統行事に“灯り”を取り入れて,地域外の人も呼び込めるようなまつりに発展させようとする取組が,地域で始まりました。

 灯りまつり当日は,会場となる長福寺までの小路を百数十基の行灯が照らし,長福寺では三味線,シンセサイザー等による迫力の生演奏のもと,「江州音頭」による盆踊りが午後7時から3時間繰り広げられます。

 また,宇治田原町と連携協力宣言を行った同志社大学ボランティアサークル“ASUVID今出川”の学生たちも,昨年度からまつりに参加し,今年度はまつりの準備だけでなく,まつり中の屋台の出店等を行うことにより,灯りまつりを盛り上げます。

 地域の伝統行事から一歩進み始め,地域が一丸となって頑張っている取組ですので,ぜひ,浴衣でお越しいただき,幻想的な灯りの雰囲気と盆踊りの熱気が交差する「やんたん灯りまつり」で夏の余韻をお楽しみください。

※ 会場:湯屋谷上西谷9
※ 開催時間:午後7時~10時まで
※ 公共の交通機関はありませんので,自家用車で御来場ください(お車は湯屋谷会館(宇治田原町湯屋谷尾花22)に止めていただき,そこから徒歩でお越しください。)。
※ 盆踊りは参加自由で午後9時ごろからクライマックスを迎えます。