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第756号 2017年10月26日発行

甲賀市日本遺産に認定された「忍者」を活用した観光振興

 本市は,甲賀忍者を核とした観光の推進を進めているところですが,今年大きな追い風が吹きました。日本遺産として「忍びの里 伊賀・甲賀 -リアル忍者を求めて-」と「きっと恋する六古窯 -日本生まれ日本育ちのやきもの産地-」がダブルで認定を受けることになったのです。
 前者は三重県伊賀市と,後者は日本六古窯を擁する6市と協議会を立ち上げ,それぞれのストーリーの発信やサイン整備などを中心に,今後,事業を実施していきます。
 日本遺産「忍者」に登録されている構成文化財は,寺社仏閣,山,山城など歴史的価値は大きいものの,単体ではなかなかプロモーションが難しいものが多く,これまで満足な整備が実施できていませんでした。
 しかし,「忍者」をテーマとしたストーリーで価値をつなげることで,これまで観光資源として用いることが難しかったこれらの構成文化財を「リアルな忍者がいた証」として大切に活用していく予定です。
 また本市では,総務省の地域おこし企業人交流プログラムを活用して,民間の人材を招聘し,DMOの設立を目指しています。
 DMOでは,国のお墨付きもいただいた「忍者」という素晴らしい観光資源を利用した観光ビジネスが大きく発展できるよう,かじ取り役を担う予定であり,お金をかけても整備できない本物の忍者たちの歴史と伝統の蓄積を地域の最大の強みとして,「今でもひょっとしたら忍者が潜んでいるのでは…」と,本物の忍者を感じることができるまちを演出していきます。

 忍者たちが集まり,地域の自治について語り合った神社の数々。入り組んだ谷間の地域に点在する小高い森は,忍者=甲賀武士の城の跡です。そして,市の南部に連なる山々は,忍者の源流・修験者たちが修練した霊山です。行場の跡や信仰の痕跡は今も残ります。
 京都からJRで60分。大阪から高速道路で90分にある忍者の里,甲賀市。是非お立ち寄り下さい。