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第843号 2019年08月14日発行

栗東市旧和中散本舗の特別公開

旧和中散本舗 旧和中散本舗

庭園 庭園

 栗東市六地蔵は古くは梅木村といい,東海道の草津宿と石部宿の中間にあり古来より間の宿として栄えてきました。江戸時代は,旅人のために道中薬を売る店が数軒あり,大角家の住宅である旧和中散本舗は,「和中散」と呼ばれる薬を売る「ぜさいや」の本舗として栄えるとともに,公家・大名などの休憩所も務めたといわれています。徳川家康が腹痛を起こしたとき,この薬を服用したところ,たちまち治ったことからその名が一躍知られるようになったと伝えられています。 
 
 旧和中散本舗の大角家は,現在も東海道に面し,間口11間の広い店構えを見せています。西みせ(製薬場),中みせ(帳場),東みせ(店客の休憩場)や江戸時代の高貴な人々に小休本陣としてつかわれた書院など,建物全体が国の重要文化財です。また,小堀遠州作と伝わる庭園は,平成13年に国の名勝に指定されています。

 普段は予約制でしか見学できない旧和中散本舗ですが,庭園に咲く花々が最も美しい時期に合わせて大角家と観光物産協会により特別に公開され,例年多くの人が歴史に思いをはせながらその美しさを楽しまれています。
 
 当日は,栗東市ボランティア観光ガイドの皆さんが語り部として館内を案内するとともに,栗東市観光物産協会が特産品や「たてば珈琲」を販売。スペシャリティコーヒーを味わいながら,江戸時代当時の雰囲気を体感いただけます。

 また,公開期間中は土曜日・日曜日・祝日にJR手原駅から金勝を結ぶ「こんぜめぐりちゃんバス」を運行。見学には,旧和中散本舗前のバス停の利用が便利です。

 公開日:9月21日(土)・22日(日)・23日(祝)
 開催時間:10時~16時まで(最終受付は午後3時30分まで)
 場所:旧和中散本舗大角家住宅(滋賀県栗東市六地蔵402番地)
 入館料:大人(高校生以上)400円・小人(小・中学生)200円
 問い合わせ:栗東市観光物産協会 ℡077-551-0126