メールニュース

第878号 2020年04月30日発行

甲賀市ドラマの舞台へようこそ!「信楽焼のふるさと,窯元散策路」

のぼり窯 のぼり窯

 滋賀県甲賀市信楽町は日本六古窯の一つに数えられる伝統ある陶器の産地で,今もメーカーから陶芸用品店まで数多くの陶芸に関係する会社や工場が建ち並びます。

 その信楽にあって陶器生産の中心となっているのは長野区という地域で,多くの窯元が工場や工房,窯を構えています。かつて日本中の火鉢を生産した長野区には,大きなのぼり窯が残されており当時の様子を残しています。中には,現代も稼働している窯もあるため,運がよければのぼり窯の窯焚きを見ることができるかも。

 2019年の秋から信楽焼をテーマとしたドラマが放映されたことをきっかけに商工会や観光協会,JA等の市内の地域,団体,行政らが協働して「「スカーレット」で甲賀を盛り上げる推進協議会」を立ち上げ,長野区を中心に地域の活性化に向けた施策を企画していましたが,ドラマの放映終了とほとんど同時期に新型コロナウィルス感染症の世界的流行を受け,現在各種活動を自粛しています。状況の改善を待ったうえで,実際にドラマで使用されたセットや小道具の展示等を検討していきます。

 ドラマの舞台となったこのまちを散策するため「窯元散策路」が整備されています。道路にはめられた陶器製のタイルが目印で,「ひいろ坂」など信楽焼らしい名称がつけられています。散策路沿いには,見学OKな工房,工場やギャラリーが設置されている窯元もありますので,ゆっくり時間を作って散策してもらうことで職人や作家さんとお話しながら買い物や陶芸体験を楽しみ,まちの風景を満喫することができます。

 感染症が終息し,旅を楽しめるようになりましたらスローにドラマの舞台,信楽をお楽しみください。JR線から接続している信楽高原鐵道に揺られながらお越しいただくことでより風情が味わえます。