メールニュース

第905号 2020年11月18日発行

栗東市手話言語や情報・コミュニケーションに関する2つの条例を同時施行!(10月1日施行)

   

「栗東市手話言語条例」

 本市は,手話が言語であることの認識やろう者(手話を言語として日常生活または社会生活を営む人のこと)への理解を広げ,手話を必要とする人が安心して暮らすことができるまちづくりを目指しています。
■条例制定の背景
 手話は,ろう者にとって,物事を考え,お互いの気持ちを理解し合い,心豊かな社会生活を営むために大切に受け継がれてきましたが,長い間,言語として認められてきませんでした。そのことは,ろう者の尊厳を深く傷つけ,ろう者の心の発達や社会の中で立場を築いていくことを,大きくさまたげてきました。
 国連で採択された「障害者の権利に関する条約」では,手話は言語であると明記され,手話への理解は広まりつつありますが,言語としての手話への理解はまだ十分に広まっていません。
■条例の内容
・手話が言語であるということ。
・市民等が手話を使って意思疎通を図る権利を持つこと,またその権利は尊重されること。
・ろう者が自立した日常生活を営み,主体的に社会参加ができること。
・市,市民等,ろう者,事業者,それぞれが役割を持って言語としての手話に対する理解を深め,普及に努めること。

「栗東市市民をつなぐ情報・コミュニケーション条例」

 本市は,多様なコミュニケーション手段を尊重することにより,人と人が対等に,相互理解を深めていき,障がいがあるかないかによって分け隔てられることのない社会の実現を目指しています。
■条例制定の背景
 人が情報を得て,コミュニケーションをとっていくことは,日常生活や社会生活を送っていく上でなくてはならないことです。しかし,障がいのある人の中には,障がいの特性によってコミュニケーション手段が限られていることにより,意思を表しにくく,それによって自分で決めることができない,他の人のコミュニケーション方法に合わせないといけないという現状があります。そのため,多様なコミュニケーション手段(手話や点字,筆談など)が広く理解され,利用しやすくなることが求められています。
■条例の内容
・市民等が対等に尊厳を守られながら,基本的人権を持っているかけがえのない個人として尊重されること。
・市民等が多様なコミュニケーションを尊重し,相互理解を深めること。
・市民等が障がい者にとって情報を得ること,コミュニケーション手段の選択や利用することが生活を送っていく上でなくてはならないという認識を持つこと。
・市,市民等,事業者それぞれが役割を持って,多様なコミュニケーション手段の理解および利用の促進に関する施策の推進を計画的に行うこと。

 本市は,この2つの条例の施策を進めていく中で,すべての市民が共生していく社会の実現を目指しています。

本市ホームページ(啓発動画もご覧いただけます)
http://www.city.ritto.lg.jp/soshiki/kenkofukushi/syogaifukushi/gyoumu/shuwagengojyocomi/9881.html