メールニュース

第939号 2021年08月18日発行

近江八幡市7月1日「びわ湖の日」に「近江八幡市気候非常事態宣言」を表明しました。

「近江八幡市気候非常事態宣言」表明 「近江八幡市気候非常事態宣言」表明

◆県内で初めて「気候非常事態宣言」を発表
 近江八幡市では,「びわ湖の日」の40周年にあたる令和3年7月1日に,県内では初めて気候変動対策に取り組む決意として「気候非常事態宣言」を表明しました。
 2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目標として定めています。

◆なぜ宣言をおこなうのか~市が直面した課題とその克服に向けて~
 いま,滋賀県そして近江八幡市では,これまでほとんど見られなかった異常事態が相次いで発生しており,気候変動との関連が疑われています。
 一例として,琵琶湖で観測史上初めて全層循環の未完了が2年続きました。
 全層循環とは「湖の深呼吸」とも呼ばれ,未完了の状態が続くと,湖が低酸素となり,豊かな生態系が失われてしまう恐れがあります。
 また,近江八幡市・西の湖ではアオコの発生が頻繁に見られるようになったほか,ヨシ原が広大な範囲にわたり雪害に見舞われるなど,深刻な事態が引き起されています。
 西の湖を含む水郷地帯は,国の「重要文化的景観」に指定される風光明媚な観光地の一つであり,そのヨシ群生地は水鳥や湖魚の生息地として重要な役割を果たしています。
このことからも,わたしたち近江八幡市は,琵琶湖,そして西の湖の豊かな自然・生態系を守るべく,気候変動に立ち向わねばなりません。
 このような状況のもと,気候変動が起きている現状を危惧し,これからも安心して暮らせる地球を残したいと願う市民の声が届けられたこともあり,近江八幡市では宣言を発表するに至りました。

◆気候変動を防ぐために~今後の市の取組みと方針~
 気候変動の問題については,市民,事業所,行政が一体となって取り組む必要があります。
 市は,ごみ減量化や公共交通機関利用促進など,これまで実施してきた事業だけでなく,新たな発想のもと新規事業を展開していかなくてはなりません。また,市民一人ひとりも自分事として考え,二酸化炭素排出抑制に向けた行動を起こすことが求められています。

 今後の具体的な行動指針については,令和3年度末で更新を迎える「地球温暖化対策実行計画」として取りまとめを行い,安心して豊かに暮らすことのできる環境を後世に継承し,SDGsの目指す持続可能な社会を実現するために市民・事業所・行政が一体となって取組を進めてまいります。