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第942号 2021年09月08日発行

日野町ビッグデータを活用した公共交通再編プロジェクト

「地域活性化包括連携協定」締結 「地域活性化包括連携協定」締結

わたむき自動車プロジェクト1 わたむき自動車プロジェクト1

わたむき自動車プロジェクト2 わたむき自動車プロジェクト2

 7月8日(木),日野町は株式会社Agoop(本社:東京都渋谷区,代表:柴山和久)と「地域活性化包括連携協定」を締結しました。
 株式会社Agoopは,位置情報ビッグデータの事業の先駆者で,最近では,コロナ禍の人出の変化や災害時の人の動きなどについて,情報発信を行っています。
 
 公共交通活性化については,ほとんどの地方都市が課題として抱えているところです。日野町ではこれまで,交通弱者の移動手段確保を主眼として公共交通の整備をすすめ,交通空白地はほとんどない状態をつくりあげてきました。しかし公共交通の利便性は限定的となり,一般の利用は少なく,マイカー通勤による交通渋滞や家族送迎の負担等,「移動にかかるさまざまな問題」が発生しています。
 そこで,交通弱者だけでなく,公共交通が対象としてこなかった工場への通勤や飲食店への送迎等を含めて幅広く「移動全体」を把握,その需要にも対応することでみんなが利用でき,みんなが利便性を享受できる持続可能な公共交通をデザインする「わたむき自動車プロジェクト」に着手しました。
 これまで,移動需要の把握は町民へのアンケート・ヒアリングのみでしたが,ビッグデータを活用することで,町民以外の利用も含めた移動需要の全体像を的確に把握できます。
 同社はコロナ禍での人流データのほか,災害時の人流データ等の発信を続けており,その情報は,広く報道機関に活用されています。一方,同社が公共交通分野で自治体と連携するのは初めてのことであり,同社の高い技術力を生かし,プロジェクトが効果的に進むことを期待しています。

 今後,人の動きを「見える化」し,その情報をもとに,公共交通や防災,健康づくりや観光振興など,さまざまな分野で取り組みを進めます。

わたむき自動車プロジェクト