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第944号 2021年09月22日発行

高槻市将棋のまち高槻 ~つぎの一手~

王将戦 王将戦

 高槻市では,武家屋敷が広がっていた高槻城三の丸跡から,江戸時代の小将棋や中将棋の駒が多数発掘されるなど,文化に造詣が深い初代高槻藩主永井直清公のもと広く将棋がたしなまれた歴史がうかがえます。それゆえか,現在も高槻市出身や在住など,多くのゆかりの棋士がおり,将棋が盛んに行われています。

 2018年,全国の自治体で初めて,日本将棋連盟と包括連携協定を締結しました。この締結を記念して,市在住の棋士であり,公益財団法人高槻市文化振興事業団の理事長である桐山清澄九段の名を冠したアマチュア将棋大会「桐山清澄杯将棋大会」を創設し,毎年200名を超える参加者が全国から集結し腕を競っています。

 2019年2月からは日本将棋連盟主催の「子ども将棋高槻サテライト教室」の開校や「学校教育支援事業」による市内小中学校への棋士派遣など,棋士から直接指導を受けながら多くの少年・少女らが将棋を学んでいます。さらに,2020年1月には,全国の小学生を対象に「高槻こども王将戦」を創設しました。子どもから大人まで幅広い年代で将棋を楽しむ風土が浸透しつつあります。

 また,将棋の8大タイトル戦の誘致にも取り組んでおり,2019年から3年連続で北摂屈指の名勝地・摂津峡にある温泉旅館にて王将戦を開催しています。大盤解説会では,来場者が夢中になって聞き入る棋士ならではの楽しい解説で,冠を懸けた棋士達の息をのむ攻防を間近に感じられます。

 本年2月,日本将棋連盟は関西将棋会館の高槻市への移転を決定しました。このニュースは高槻市民からだけでなく,多くの将棋ファンからも注目され歓迎されています。

 現在,日本将棋連盟と高槻市が連携して,新会館の建設支援を目的としたふるさと納税型クラウドファンディングに取り組んでいます。